文武両道 臥薪嘗胆

日々の修業や生活の中で考えたことや思ったことを綴っていきます

筋トレとモチベーション

最近、筋トレするとメンタルもよくなるよーとか痩せるよー健康になるよー元気になるよーって研究だったり個人の感想だったりが結構あって、筋トレブームみたいに見えます。

実際やってみると一瞬はキツいけどそんなに長い時間苦しいわけじゃないし、やり終わったらスカッとするし、体つきも変わってきて楽しくなるって声をよく見聞きします。


一方で、そんなしんどいことやりたくない、って言う人も多いし、やり始めたはいいけど続かないって人も多い。


僕は基本的には筋トレ好きなのでモチベーションとかあんまり考えなくてもいいのだけれど、たまにはしんどくてやりたくないなぁと思う時もある。

そういう時のモチベーションの出し方は長年やってるといろいろあるんですが、一つに「サボると逆にしんどい、という理屈で考える」というのがあります。


僕の場合、武道をやっているので、基本的には筋トレは強くなるためです。

しかし、しんどいときには怠惰な部分が頭をもたげてきます。

そんなときは、「筋トレしといた方が稽古のとき楽」と考える。

怠けて身体が貧弱になっていると、技の練習も組み合うのもしんどいですからね。

“楽をしたい”という本能を逆に使うのです!

今しんどいことをしてるようで、実は後で楽するためにやってるのです。

車検に出すのはめんどくさいけど、車検切れたら運転できなくてオール徒歩移動になるのは大変だから車検ちゃんと受けておく、みたいな感じです。


俺武道も格闘技もスポーツもやってねえから関係ねぇ

と思う人も多いでしょうけど、身体鍛えてたら日常生活も楽になると思いますよ。

鍛えすぎてると生活の負荷と関係なく、常に疲労状態ですけど。


痩せるのが目的の人は、こういう考え方しにくいから続きにくいのかな。

でも見た目の問題じゃなくて、体重が重くなって日常生活しんどいから、って理由の人は楽をするためのモチベーションを発揮して運動できると思う。

ラソンランナーや自転車選手は登りとかで体重が負担、って考え方ですよね。

あるいは体重別の競技やってる人は減量しないとパワーある上の階級の人と戦わないといけないからしんどい、下の階級行って楽したい、という考え方で頑張れてるのかも。


いや、まぁアスリートの皆さんはもっと高い目的意識でやっておられるんだとは思いますが・・・

一般人は「楽をしたい」という欲求を否定せず、うまく生かして頑張れる方に持っていきましょう!

 

 

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