仲間と共に試合に出て
先週に引き続き、今週も柔道の大会に出場した。
今回は段別の大会だったので桁違いの相手と当たることはなかったが、普段やらないタイプの相手に苦戦し、逆転できず敗退した。
冷静に相手を見たり、ところどころ脱力できたり、動きに緩急をつけて戦ったり、試合中ある程度客観的な目線を持てたり、集中力が最後まで続いたり・・・
といろいろ出来たことはあるので内容としては悪くなかったのだが、やりようによっては勝てたかもなぁ、と思う試合で、悔しさはある。
自分の試合についてはともかく、普段一緒に稽古している仲間が試合に出ていて、本気で戦っている姿を見られるのはいい。
面白いし楽しいし興味深いし感動する。
やはり試合は日常でそうそう感じられない強烈な体験ですし。
本当は日常生活や仕事でも全力でやるのが理想だろうけれど、普段そこまで全力になれる機会もそうそうない人の方が多いでしょう。
普段の稽古でも全力で取り組んではいるものの、試合とはやはり違う。
緊張、気合、熱量、悲嘆、悔恨、高揚、充足・・・
与えられるエンターテイメントでは感じられないものが、やはりここにはある。