文武両道 臥薪嘗胆

日々の修業や生活の中で考えたことや思ったことを綴っていきます

東京旅行 三日目

靖国神社を参拝。京都や奈良、伊勢などの古代からある神社の霊験あらたかな感じとは違うが、本殿の前に立つと別の意味でありがたさ、かたじけなさに涙こぼるる社でした。

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本殿参拝後は資料館の遊就館へ。入ってすぐ零戦や砲があり、近代の展示が主ではあるが、鎌倉や室町など中世の刀や弓、甲冑も見られた。

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戊辰戦争明治維新から本格的に多数の遺物が展示され、書物で読み知った歴史が現実に起こっていたものだという実感を覚える。

大東亜戦争の戦後あたりまで展示が続き、中でも多数の手紙や遺書には心打たれる。家族への想いをつづった文章からはまごころの愛が感じられ、また当時の日本人の教養と精神性の高さも伺える。

何より皆、書字が上手い。極めて達筆な人も多く、文章と書あわせて素晴らしい作品と言えるような手紙や遺書がたくさんあったのには感動した。書き手に同年代以下の方も多く、自身の未熟を痛感する。

また、最後の出撃前に茶を点てられた軍人さんの茶器もあった。これから死にに行くという時に冷静であられた証左で、”メンタルが強い”とかいうちゃちなレベルじゃない。精神性の次元が違うと感じた。

もっと精進せねば彼らに申し訳がないというおもいを抱く経験でした。

 

 

最後には東京タワーに登って街を一望。見渡す限りのビル群。

・・・これがシン・ゴジラで火の海にされてた街か(オィ

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戦後の焼け野原からこれほどのものを作り上げたというのが驚嘆する。

しかし圧倒的な物量と夜景の綺麗さに感動しながらも、東京一極集中や、文明の発達と共に人が失ったもの、いろいろ問題もあるよなぁ、と感じるところもあった。

 

 

 

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