歴史を学ぼう
歴史を学ぶことは大事だ。
いくつか理由はあるが、重要なことの一つに、
”今が全てではない”
ということを知ることができる点だ。
いま、常識とされていること、当たり前のことも、昔は違った。
昔からこうやってきた、伝統だ、などということも、古(いにしえ)の時代には無かった。
もっと言えば歴史(文字記録)よりさかのぼり、先史にまで視線を向ければ、
古のころより変わらないと思われる人類の性質でさえも文明発生以後のものでしかないことがわかる。
だから過去を学べば人も世界も変わっていくことがわかるし、変えていけると信じられる。
そして状況や環境、時代によって変わることと不変なことを見極めていくことで、人や社会、世界の本来あるべき姿に思いがはせられる。
そう考えると、学校の社会科でやっていた人物や事件の名前や年号を暗記するだけのクイズゲームと違い、ワクワクしないだろうか。