2018-09-13 鈍刀を磨く 随筆 ”鈍刀を磨く” 出稽古先の柔道の先生がおっしゃっておられた言葉。 たとえ折れず曲がらずの名刀ではなくとも、しっかり磨いていけば一撃だけはすさまじい切れ味を放てる。 才能やセンスのない者が努力して強くなろうとしても、仕方がないんじゃないか。 そんな風に思い悩んでいたとき、この言葉に感銘を受けた。 常勝の天才、絶対的な強者にはなれないかもしれない。 けれども、いざという時に抜群の切れ味が出せればいい。 その時のために、日々錬磨を重ねていくのだ。 syutokukan.com