文武両道 臥薪嘗胆

日々の修業や生活の中で考えたことや思ったことを綴っていきます

鈍刀を磨く

”鈍刀を磨く”

 

出稽古先の柔道の先生がおっしゃっておられた言葉。

たとえ折れず曲がらずの名刀ではなくとも、しっかり磨いていけば一撃だけはすさまじい切れ味を放てる。

 

才能やセンスのない者が努力して強くなろうとしても、仕方がないんじゃないか。

そんな風に思い悩んでいたとき、この言葉に感銘を受けた。

 

常勝の天才、絶対的な強者にはなれないかもしれない。

けれども、いざという時に抜群の切れ味が出せればいい。

その時のために、日々錬磨を重ねていくのだ。

 

 

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