文武両道 臥薪嘗胆

日々の修業や生活の中で考えたことや思ったことを綴っていきます

食について2

まず大事なことは、月並みになってしまうが「バランスよく食べる」ということですね。

栄養素はタンパク質や炭水化物、脂質、ビタミンミネラルその他いろんなものが相互に働きあって機能し、身になるそうだ。

ゆえに「この栄養素が身体にいい」みたいな話は、それさえ摂れば健康になれるとか、それが入ってる食品をできるだけたくさん食べればいい、ということではないということですね。

その栄養素が欠乏しないよう、その食品を意識して日々継続的に食べる、というのが正しいスタンスではないでしょうか。

多くの品目を少しずつ食べるのが身体に良い。


同じ意味で、特定の栄養素を極端にカットするのも考えものだと思っています。

たとえば最近話題の糖質制限

いま一般的に手に入るものに関しては、ほとんどの食品に砂糖や小麦が入っているし、美味しいものは炭水化物のかたまりだったりする。

現代人は糖質取りすぎだから控えめにしよう、という意味ではいいことだと思う。


しかし自分で糖質制限的な食事を試していたとき、糖質を完全にカットしてしまうと身体の調子はいいけどエネルギー不足感がある、というような状態に陥った。

生命維持や日常生活的なエネルギーはケトン体で動けるようだが、格闘やスポーツをする上では、どうやら糖質も必要らしい。

テニスのジョコビッチ選手も果糖は摂っているようだし、サッカーの長友選手もセミケトン食という感じでやっているそうだ。

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ただ、糖質についても脂質についてもタンパク質についても、摂るべき質や種類というのがあるので、それはまた別に書きます。

 

ちなみに、このブログで書いている食や栄養に関する理論はすべて僕が自分で勉強したことを元に自分で試して得られた経験をもとに書いています。

所詮サンプル数1の一個人の意見ではありますが、受け売りの情報でもない、という感じで参考にしてください。

ちゃんとした研究でも本でも指導者の教えでも、盲信するんじゃなくて基本「参考にする」というスタンスでいるべきだと、僕は思います。

ほんと人によって体質が違うし、やってること目指すことによって必要な要素も違ったりで、自分に最適化した答えを探して行くしかない。

研究や大規模調査の情報と個人の経験談、それぞれに一長一短があるので、両方取り入れるべきだと思いますね。